2018-03-21から1日間の記事一覧

劇団民藝 『神と人とのあいだ 第二部 夏・南方のローマンス』

『神と人とのあいだ 第二部 夏・南方のローマンス』1970年。別役実の岸田戯曲賞受賞が1968年と知り、ふーんと思うのである。『夏・南方のローマンス』って、一度も役名で呼び合わないし、派手な服(赤いブラウスにグリーンのフレアスカート)の女(漫才師で…

劇団民藝 『神と人とのあいだ 第一部 審判』

「僕は大体、その時代にやる意味というフレーズは好きになれないんです。作品がよければいつの時代にも通じるものだと信じてるし、作品を時代風潮に捉われずに独立したものとして考えていきたい」(児玉庸策) 「木下作品の現代風な舞台化があってもいいとは…

ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人極 修羅天魔』 

極楽:しょせん歩むは修羅の道だよ! 言い切って歩き出す極楽(天海祐希)に、まるでカメラとして付き随うように、客席がともに動く。カメラは極楽の過去を振り返るのだが、徐々に彼女から離れ、いまの日本ではありえないほど広い曠野を極楽がひとり歩いてい…