2017-04-22から1日間の記事一覧

新宿「SPACE雑遊」 『やんごとなき二人』

「絵を描く時の心持は、わかっています」。22歳、油絵を二枚描いた中川一政は、こういったそうだ。その二作目の『霜のとける道』(1915)をみると、(わかってんなー。)と思う。青い空、明るく強い日に照らされて影の濃い景色、鮮やかに赤く見える段差のあ…