2019-02-26から1日間の記事一覧

高円寺 カフェkuutamo 『ブックカフェ de 上方落語 笑福亭べ瓶』

「今日の反応を見て次の会のオチを決めようと思います。」えっ。16日の。ごめんね。うっかりしてて。 でも、このべ瓶さんの「死神」は、オチがどうのこうの言う以前の問題のような気がしたよ。つまりあの…どちらのオチも大して面白くない。理に落ちる。 会場…

すみだパークスタジオ 『扉座サテライト公演 LOVE LOVE LOVE 22』

「きみとぼくには脳みそがある。他のやつらのは、《みそ》ばかりだ。」と、『くまのプーさん』で、たしかウサギがフクロに言うとった。 一生に一度くらい、他人に脳を預け、演劇に没入する体験も、わるくないかもしれないなあ、とざわざわするパークスタジオ…

新橋演舞場 『二月競春名作喜劇公演 華の太夫道中   おばあちゃんの子守歌』

『華の太夫道中』 美術 伊藤憙作。 パンフレットの作・演出・題名の次に、その名の出ているのを見て、(あー、そうだろうなあ)と感じ入る。 だってこの芝居、必ずしも「太夫さん」が主役じゃないもん。女の人たちが代々お灯明を上げ、格子を拭き、床を磨く…

三越劇場 『初春花形新派公演 日本橋』

初演大正4年、以来通算24回の公演。この『日本橋』という作品が、新派でいかに大切にされているかわかる。愛が世界の規矩に勝つプロットで、古びないでいる泉鏡花作品だしね。「雛の節句のあくる晩、春で、朧で、御縁日」台詞だって、きゃーすてきと思う。 …