2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
3月28日、29日に池袋芸術劇場シアターイーストで行われるはずだったドラマリーディング公演が、ネットにあげられている。只なの?お金払うのに。芸術ちゃんと「補償」されてほしいよね。 いろいろおもしろかったんだけど、中では『鷗外の怪談』がすーごくよか…
「女の子」。 こうやってかぎかっこで括ると、なんか閉じ込められてる感じするよね。この映画の主人公小池則夫(中井貴一)にも「女の子」(森川葵=いまり)がいて、誰にも必要とされていない。この普通の女の子が、ばーん!意外な働きをするのだが、みてて…
セブンの前で、何故不良がしゃがんでいたかというと、それは何かのデモンストレーションでもプレゼンテーションでもなく、ただ、そういう風にしか座れなかったからである。体と心は、関係ないみたいだけど、関係してる。 三浦春馬の演じる「男」(The Man)…
勇者。古川健が母と娘の関係につっこんできた。 ねぇねぇ、仲よさそうに見えても、母と娘は大変なんだよー。母が「なんてすごいヒールなの」と言い、娘が「これくらい普通よ」と返したとしても、娘の心の手帳には裏抜けするくらい濃い文字で「呪われた。」と…
さんまが見つからん。手持ちのタブレットなんかでこじんまり観るからである。大きい画面で観なおすと、た易く彼は現れ、あっさりした大団円に拍子抜けしてもう一度頭から映画を辿る。 こんなもんじゃなかろー。 もっと大きい謎々が仕組まれているはず。何か…
京都だねーと、なぜか一見してわかる二重を組んだ舞台、階段に明かりがあたっている辺りを見るとどうやら赤いみたい。天井のサスにも赤い色が反射しているもん。それが京の橋と血塗られた幕末をすぐイメージさせる。二重の台は高さが揃っていて、死んだ人た…
知もあれば勇もある、情け深くて面白い、源平合戦の登場人物を、あっさり戦斗で死なせてしまった作家がいた。後々になって作家は言う、「あれを死なせるのではなかった。」物語はその人が生きてた方が数倍面白かったはずだけど、彼はどうしたことか生き長ら…